
小林くんの工房に着くと、
山の中にある、住宅街の普通の一軒家だったので、
6畳間などを改造して、工房にしているのかなと想像しましたが、
中に入ると、意外なことに、天井が高く、とても快適なスペースが広がっていました。
工房を作った時、まず初めに暖色系の電球を配置したそうで、
小林君らしい、あたたかい温もりのある雰囲気作りを感じました。

メインの窓から、昼の光線がたっぷりと入り、
とても明るい空間で、機械油と、木の匂いがします。


作業台の上には、いま切り出されたばかりの新鮮な木屑がありました。


ライニングは、ヒノキ科の材を使うので、
檜の香りが、爽やかに香ってきます。
小林君のギターでは、サイドサウンドポートがあると、演奏中に音と一緒にこの香りに包まれます。

壁には、数々の工具が整理整頓され、並んでいます。
小物類も、綺麗に整理されています。

ためしに、一つ開けてみると、
シリアル番号のふられた、ラベルが入っていました。

これから、生み出される新しいギターに、貼り付けられていく新しいラベル達に、未来を感じました。
次回に続きます!!