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ブルージーコーポレーション

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2016年09月22日

ブルージーオリジナル!! GIBSON アジャスタブルサドルの復刻パーツ!!

BLUE-Gオリジナルパーツ!!
セラミック製のアジャスタブルサドルを復刻しました!!
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ギブソンのAJアジャスタブルモデルの、サウンドの肝!!
とくに人気の高い、白く光沢のある、ツヤ有りのルックスにこだわり、釉薬仕上げで再現しています!!
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ヴィンテージギブソンへの装着例 
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サドルが白く輝くことで、とても良い雰囲気です!!
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(アジャスタブルサドルの歴史 1956年〜1969年)
(初期型) 金属土台タイプ
1956年に誕生したアジャスタブルブリッジですが、
当初は、太いマイナスネジのスタッド、金属製の土台に、通常のサドルが埋め込まれたスタイルでした。
なかなかイカツイ見た目です。
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セラミックサドルが採用された
(ファースト) 陶器タイプ
1957年頃から、シンプルな左右のスタッドと、白いセラミックサドルのスタイルになります。
1959年まで、大きなマイナスネジでした。
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初期のサドルは、陶器タイプで、うわぐすりの艶があり、純白に美しく輝きます。

サドルの底の部分に溝があり、頂点の山も細く、手が込んでいます。
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底に引く、鉄板も凸型で、ぴったり重なって、安心感があります。
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(セカンド) 磁器タイプ
1964年頃、磁器タイプの光沢のないセラミックサドルになります。
うわぐすりがなく、お茶碗の底の部分のように、ザラついた質感です。
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頂点の山もなだらかで、ややシンプルな構造になりました。
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サドル底の溝がなく、鉄板も平らな凸なしのものになります。

(サード) 木製タイプ 
1965年以降、ハカランダを使った、ウッドのアジャスタブルブリッジになります。
木のサドルに変更され、サドルの高さが増し、補強の必要もなくなったのか、底の鉄板は引かれなくなりました。
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セラミックと木製の高さの差。
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1965年前後と1969年に、エボニー製の、黒いウッドのサドルも時々見られます。
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(アジャスタブルブリッジ番外編)
1954年から1956年製のJ-160Eのアジャスタブルブリッジはユニークです。
大きなネジを回すと、ブリッジ裏の大きな板が上下する構造で、
板に生えたサドルが、カンナの歯を出すように、にゅっと出てきます。
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SJ-200の初年度など、1930年代後半には、
各弦独立した、アジャスタブル機能がありました。
牛骨製のネジ型のサドルは手が込んでいて、一本一本高さ調整することが可能です。
時代を超え、かなり進んだシステムです。
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(ヴィンテージのレプリカパーツとして)
今回復刻したパーツは、セラミックサドルのファーストモデル、陶器タイプです。
1957年から1963年位まで使われていたパーツで、色白のツルツルしたルックスは人気が高く、艶のある明るいトーンが特徴的です。
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1957年から1963年頃のギブソンやエピフォンの交換パーツとしてオススメです!!
ヴィンテージでは、割れてしまっていることもありますので、
オリジナルサドルのスペア用や、タスク製など、すでに交換されているパーツを、オリジナルに近いルックスに戻すことが出来ます。
サウンドも色気を増し、よい時代のギブソンらしい明るい華やかなサウンドで楽しめます。
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60年代中期以降の、磁器タイプの艶なしのサドルや、後期のウッドサドルも、このセラミックサドルに変えることで、音質の向上、音の広がりを加えることが出来ます。
何より、純白のサドルに変えることで、ルックス面でも、とても効果的だと思います。

また、近年のリイシューモデルのタスク製のサドルを、セラミックに変えることで、
より当時の雰囲気に迫ることができ、ルックスの向上と、サウンド面でも1、2弦のクリアで、伸びやかなサステーン。色気のあるリバーブ感が味わえます。
(近年リイシューモデルのギブソンへの装着例)
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サウンド比較
近年リイシューモデルへ、セラミックサドル、プレート、スタッドのフルセットを取り付け、タスクのサドルと音の比較をしました!!
セラミックサドル、タスクの順で弾いています!!


製作のはなし 〜MADE IN JAPANのクオリティー〜
設計図を作るため、ヴィンテージギブソンのセラミックサドルを、複数採寸するところから始まり、
製作の方法として、金型と石膏型どちらでいくかという選択がありました。
金属の型では、セラミックの粉をきつく詰めることができ、焼き上がりのサイズも均一、角の立った正確な仕上がりになります。
金属ほど硬くない、石膏型では、セラミックの粉を硬く詰めることができず、セラミックが焼き上がりに縮むこともあり、ひとつひとつ若干の誤差がでてしまいます。
しかし、昔のオリジナルパーツがもっている独特の丸み、いい意味でのゆるさを再現するため、石膏型で制作することを選びました。
工場の出荷前の段階で、完成品の理想のサイズから+−0.5mmレベルの誤差で、規格から外れたものは廃棄され、日本の物作りの正確さ、厳しい検品はたのもしく感じられます。
当初の、まだぼってりとした試作品です。
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山の感じもまだゆるいです。
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完成品では、オリジナルに近く、綺麗な細い山に仕上がっています。
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セラミックサドルのお値段は、税込13,200円です。

サドルと合わせて、セラミックサドル用プレート(凸付き)もこだわりました。
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セラミックサドルの底に引く、補強用の鉄板です。
当時のサドルは、サドルの底に溝が切られていて、この溝に合わせた山型の鉄板が使われていました。
セラミックサドルに、この鉄板が加わることで、サウンドに一味くわえ、独特の特徴が出ると思います。
セラミックサドル用プレートは、税込2,750円です。

さらに、マイナスネジの、アジャスタブルサドル用スタッドも復刻しました!!
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オリジナルパーツを採寸し、インチ規格の同じサイズで再現しました!!
こだわりの点は、頭のマイナスネジ部分の面取りです。
ヴィンテージパーツや最近の復刻パーツでも、ロッドによって、丸みを帯びたものから、エッジのキツいものまでありますが、頂点部分のエッジに気を配り、優しい面取りを施しました。
※このスタッドは、1957年から59年頃のヴィンテージギターで、ネジの頭が大きなタイプの場合は、ネジのピッチが合わないため、対応できません。
スタッドは、2本セットで、税込3,300円です。

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セラミックサドル、プレート、スタッド、
すべて、日本製です。

試行錯誤を重ね完成しました!!

posted by Blue-G at 18:10| BLOG

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