
前回のブログでは、豊富なマホガニーの回が、とても好評でした。
今回は、さらにエキゾチックな材を見ていきます。

サクッと取り出して見せていただいたのが、ウクレレ用のキルトのサペリ。

硬いキルトサペリ材のサイドバックもオススメです。

工房には、製作中の箱になったウクレレも。綺麗なキルトサペリのサイドバックです。

トップは、カーリー杢のレッドウッド。

伝統的な材の他にも、豊富なストックに圧倒されました。
フィギャードクラロウォルナット。色の濃さと、派手なフィギャードのコントラストが素晴らしいです。

マダガスカルローズウッド。20年ほどストックしている古材です。ブラジリアンローズウッドの別名がリオローズで、非常に雰囲気が近くリオタイプと呼ばれる、黒い縞模様が特徴的な材です。

ボコーテ 黄色味のあるブラウンカラーの材です。皆さんに好まれるエキゾチックな黒い縞模様が特徴的です。

カンボジアローズウッド。赤味のある綺麗な材で、音色も透き通ったクリスタルな質感の印象があります。

フィギャードのブビンガ。別名でアフリカ・ローズです。

ウォーターフォールと呼ばれる、水の流れのような、ゆらゆらと走る杢目が特徴的です。

タスマニアン・タイガーマートル

虎の背中の模様が、こんな自然の木に出るというのは面白いですね。

同じ柄が二つと無いという通り、コレクションの材も、それぞれみんな表情が違います。

さらにモクモクの世界が続きます!!
オレゴンマートル

ホワイトオーク ウイスキーの香りは、オーク材の樽から染み込みのだそうで、この材も、甘いような独特のあの香りがしました。

キルテッドのアフリカンマホガニー。


カーリーレッドウッド。

フィギャードバーズアイメイプル。bird's-eyeの玉杢と、横に走るフレームと、色も白くて美しいです。

赤いグラナディロの大きく分厚い板。

初耳のピンクアイボリー。

フィギャードカーリーブラックウォルナット

流通が少なく入手困難なパナマローズウッド。密度が高く、とても硬い材です。

指板やブリッジに使われる、真っ黒いエボニー。
増田さんのストックでは、貴重なインド産のエボニー。マダガスカル島のエボニーも豊富にあります。

バインディングの材としても貴重なストックがありました。
上の黒いのがインド産。下のややブラウンなのがマダガスカル産です。

サイド板の棚の様子。

色とりどりのフィギャードの杢目がそろっています。


綺麗なハワイアンコアの化粧板。


材のストックの山の中に、ハワイアンコアの塊が!!

とても立体的な杢です。この存在感!!

これは何の木だと思いますか?

ブルージーのお客様のオーダーで、一年後に納品されるD-arteに使われるココボロ材です。

オーダーの際は、お客様と相談しながら、材を選んでいきますが、
増田さんからオススメのストックの写真が届くと、どれも悩ましいです。
色味も良くて、杢目もそれぞれ魅力的です。
(1)

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(3)

(4)

(5)

Special Very rare "Cloud figured"
この材は、中央にピンク色の輝きと、雲のようなフィギャードが出ていて、
僕も、お客さんも一番に気に入って、一発で(5)のココボロに決定でした。
実際、工房で現物を見ると、サイド板もふくめて、実際の木の質感が素晴らしく完成が楽しみです。
棚には、ウェンゲの塊も発見。

ベアクロージャーマンの束も気になりましたが、ネック用の材が並んでいます。

こちらはフィギャードのスパニッシュシダーです。

ネックヒールまで、ぎっしり模様があります。

演奏していても、こういうネックは気分が出るでしょうね。

ヘッド脇まで、フィギャードがびっしりです。

マホガニーのブロックと共に、ブラックウッドの塊。

キルテッドメイプルの塊。これは、現在構想中のエレキギターに使われる予定とのことでした。

エレキ用の材も容赦なく、こんなフレイムメイプルも用意されています。


さらにバーズアイメイプルのネック材も。

細かなフレームの走るアッシュ材。これは見たことがないです。

フィガードのスポルテッドメイプル。これも美しいです。水墨画のような模様と、横にフレームの杢が走っています。

シンラインのテレキャスタータイプとか、すごく良いでしょうね!!
ちなみに、増田さんお手製の道具にも、グリップの木にフレームのメイプルが使われていました(笑)
