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ブルージーコーポレーション

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2017年11月09日

工房探訪記 NISHIHARA GUITARS その5 材料編 

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工房にストックされている材です。
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ルシアーギターで、ポピュラーになってきているジリコーテ。
ダークな色合いと、蜘蛛の巣のような黒い縞模様が美しく走ります。

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ブラック&ホワイトエボニー。 
水墨画のような線。渋い模様で、ヘッドやアームレストのアクセントにも良いですし、サイドバックに使ったら素敵ですね。

ヴィンテージのホンジュラスマホガニー。
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細かいフレイムの杢が走っています。
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雰囲気が伝わるでしょうか?
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上品なフィギャードです。
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こちらもヴィンテージのホンジュラスマホガニー。
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フィギャードも上品ですが、
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密度が高く、スッキリ詰まった地の杢目も、とても綺麗です。

フィドルバックのホンジュラスマホガニー。バイオリンの裏板のような細かく派手なフィギャードがびっしりです。
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キルト杢のホンジュラスマホガニー
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これも派手です!!
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ルシアーさんの工房へ行くと、皆さんこういった秘蔵のマホガニー、見たことのない美しい材を持っていて驚きます。
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ストライプマッカーサーエボニー。
真っ白なベアクロウジャーマンなどと組み合わせて、モノトーンのギターにすると、すごく雰囲気が出そうです。
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近年、すっかりポピュラーになったアフリカンブラックウッド。
中央のサップを活かすと、自然のアクセントになり、サップを切り落とすと、シックなルックスになります。
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照明を浴びた時に、サイドバックの褐色の杢目が浮かび上がり、深く輝きます。
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ホンジュラスローズウッド
また近々、ホンジュラスは入荷するとのことでした。
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美しいフィギャードのウォルナット。
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フュギャードブビンガ。全身派手にフィギャードが走っています。
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ストックの中でも印象的だった、フィヤードのハワイアンコア材。
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トップサイドバックとオールでボディを作れる、貴重なセットが豊富にストックされています。
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マスターグレードのマイクロフィガードの材です。
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今だと、ネックまでオールコアでいけるそうですよ!!
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とても深い、立体的なフィギャードです。
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コアのサイド板。トラ目が非常に細かく走っています。
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メイプル材のストックです。
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西原さんのギターの丸いデザインに、このシルキーな輝きのサイドバックも良いでしょうね。
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真っ白なムーンスプルースをトップにして、サイドバックをメイプルというのも魅力的です。
もちっとしたメイプルならではの太い出音と、倍音感豊かな楽器になると思います。
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良質なインディアンローズウッドも豊富にストックされていました。
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ダークな色味、スッキリと素直な柾目です。
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こういう黒くて、ダークなインディアンローズ。どんどん貴重になってきています。
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ブルージーのカスタムオーダーも、次回はインディアンローズウッドで検討中です。
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ブラジリアンローズウッド。
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この材は、お客様のオーダー品に使われるため、もう予約済みでした。
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色味といい、杢目の素晴らしいです。
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イタリアのクレモナで9月28〜30日に開催された、『Cremona Musica International Exhibition』に、KEYSTONEの西さん、Joji Yoshida Guitars & Ukulelesの吉田さん、Ecizen Guitarsの越前さん、Mukae Guitars 向江さんとの旅を共にして、ヴェニスに行ったり、マダガスカルローズウッドを買い付けたり、スイスに行ってムーンスプルースを買い付けたりと、充実した日々を楽しく過ごしたそうです。
その材の到着を待っているところで、今後のオーダーも楽しみです。

<取材を終えて>
家の裏に、滝があるということを聞いていて、興味があったので、
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工房取材を終えてから、琴滝まで一足伸ばして、見物に行きました。
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シーンと静まり返った中、サラサラと水の流れる音が聞こえてきました。
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台風の後で、水量が増して、迫力があります。
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台風のため、地面には杉林の葉が、びっしりと。
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倒木もあって、相当な風と雨だったのでしょう。
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滝の近くまで、石段をトコトコ登ると、この眺め。
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素晴らしい環境の工房、ゆったりとした生活から、西原さんのギターが生まれるのだと、自然に感じられました。
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posted by Blue-G at 17:36| NISHIHARA GUITARS

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