渋谷へ移転後。ローズウッドスタンダードシリーズとしてスタート。
まずは、インディアンローズウッドのベーススペックのシンプルなモデルを作り、
ハンドメイドギターの魅力を紹介してきました。
山梨の越前良平さん、広島似島の向江良太さん、神奈川相模湖の小林良輔さん、茨城鉾田の新堀 彬さん、
沖縄那覇の吉田 丈二さん、京丹波の西原悠紀さん、信州上田の角南裕平さん。
日本の製作家の皆さんと、魅力的なショップモデルを考えて、年を重ねてきました。
材の選定のときの話を、少しだけ。
先日、販売した、越前良平さんの、Juzz Nylonの新作の場合。
まず、おすすめのブラジリアンの候補として、


この写真が送られてきました。
ブックマッチの中央のサップが印象的で、中央で、蝶ネクタイを結んだように、面白い模様が出ています。
その上、材のカラフルな色味がすばらしく、黒いラインと、赤褐色のライン、緑色に輝くゾーンなど、
これは、サイドバックの景色として、よくなるだろうなあと、一発で決まりました!
完成した姿は、予想を超えて、素敵な仕上がりになりました。
フレンチポリッシュの塗装は、木の色味がとてもフレッシュで、鮮明です。


トップのスプルースは、越前さんから、プレーンかベアクローどちらにしましょう?
というので、
三上「横向きの淡いベクローはどうかしら?」
越前「横向きというのはカーリーのような?」
三上「霞のように、縦の木目に対して、横にふわふわと」
越前「なるほど」
三上「淡くながれるようなのあったですよね。雲みたいな」
で、すぐに、この写真が。
越前「おそらく、これですかね、淡い感じです」


三上「そうですね。上品なモデルになりそうですね。このセットでいきましょう! 」
というわけで、このようなルックスに!!


ぜ、完成のイメージがこちらです。


CONDITION:NEW
TOP:Bear Claw German Spruce
SIDE BACK:Brazilian Rosewood
Neck:Vintage Honduras Mahogany
FINGER BOARD:Ebony
BRIDGE:Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:48mm
BRACING:Original Lattice bracing
PICKGUARD:ー
SCALE:648mm
BINDING:African Blackwood
TUNER:Pagos
CASE:Super Light Classical
OTHER:Side Sound Port