
ギター千一夜
ブルージーで出会った、ゆかりのゲストをお迎えして。ギターにまつわる想い出をうかがいます。
今回のゲストは、染村哲也さん
第一回は、MARTIN D-28 徹底研究のサイト https://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/
や、「まるごと一冊マーティンD-28」にまつわるお話。
MARTIN D-28 徹底研究のサイトより。染村さんの自己紹介を。
私は、埼玉県に住む64才の自営業です。14才の時からフォークギターを弾き始め、プロミュージシャンの持つマーティンギターにあこがれていました。大学に入り、ブルーグラスのバンドでギター・ボーカルを担当し、ますますマーティンフリークになってしまいました。
特に、ほとんどのブルーグラスのプロミュージシャンが持っているマーティンD−28に興味があり、このホームページでは、このマーティンD−28について私が調べた事を書かせていただきました。
ブルーグラスは今でも続けており、東京の"Tokyo Sweet & Good"というバンドでギター・ボーカルを担当しています。ブルーグラス・フェスティバルに参加したりしています。ブルーグラス・ミュージシャンでは、トニー・ライスのギターとボーカルが大好きです。アコースティックギターの音色を一番きれいに響かせることができるミュージシャンだと思います。
染村さんは、トニーライス愛から、D-28への研究を深め。なんとD-28専門のギターサイトを開設。
1998年に始めた、ホームページのお話から、
「まるごと一冊マーティンD-28」ギター好きにはお馴染みの、竢o版社のムック本。
を作る際、須貝重太さんから白羽の矢が!
データに詳しい染村さんが手伝って、D-28だけで130ページという、マニアックな企画に!
マーチン博士の須貝さんに、染村さんが学生時代に問い合わせをしたという話も驚きでした。
昭和53年に送られたハガキ。返信用の宛名は、染村さんの丁寧な文字。

マニアックな回答です。

お店にいらっしゃる時は、
染村さんは、D-28のデータを記入するノートとともに、
Xのクロスの位置を測る、自作のスケール笑

ヘッドの角度を測る道具。

トップ厚を測る道具。

などお持ちになって、年代ごとに、個体のデータを取集していかれます笑
D-28のトップ厚の研究の成果は、D-28徹底研究のサイトにも日々更新されています。
1980年代の個体がなかなか無いため、データが少ないです。
ブルージーとしても、今後どんどん協力して、データを増やしていきたいと思っています。
おまけ

MARTINのイベントで、ディック・ボークさんと!
収録前に、ヴィンテージD-28と、ミスターD-28の染村さん!

第二回目は、
染村さんの最初のギターから、
学生時代に初めて手に入れた、あこがれのヴィンテージMARTIN!
そして、好きが高じてMARTIN社に、自分好みのオーダーをしてしまおうという話!
新品を弾いて、付き合っていき、自分の音になるという話です。
乞うご期待!