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Blue-G Corporation

ブルージーコーポレーション

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2017年11月02日

工房探訪記 NISHIHARA GUITARS その3 本堂の内部

メインのブースに入っていきましょう。
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工房の入り口。
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老舗の喫茶店のようです。
ゆくゆくは、工房の模様替えを進めて、喫茶店や、演奏のできる場所にできたらとのことで、雰囲気抜群の建物です。
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古民家をうまく使って、余裕のレイアウトでした。
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縁側もあって、広々としています。
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作業台もこの通り。
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たくさん並んでいます。
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作業台は、さらに増やしたいとのことでした。
効率的に作業を進めるには、工場のように作業の動線の良い、工房が必要になるのでしょうね。
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和室の欄間も、古いものは味がありますね。
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彫りの仕事が立体的で、すごい存在感です。
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欄間に、小さな障子が付いているのも、夏には涼しげです。
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長押も使って、機能的に整理されています。
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電球の色も、蛍光灯から、暖色系まで、ギターの色を確認しやすく、切り替えて使っていました。
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サイドを曲げる作業台。縁側の向こうに庭があるのが羨ましいです。
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縁側からの眺め。四季折々変化があって、作業に疲れたら、ぼんやりするのにもいいでしょうね。
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ネックに仕込まれる、チタンロッドです。ロッドの両脇にカーボンの補強が施されます。
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この日、京都はやや冷んやりする天気でしたが、エアコンをつけてくれてるところです。
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静かな工房で、ストーブに音と、除湿機の水の滴がポタポタ響いていました。
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posted by Blue-G at 17:08| NISHIHARA GUITARS

2017年10月31日

工房探訪記 NISHIHARA GUITARS その2 蚕小屋の内部へ。木工&塗装ブース

広い空間に、木工用の機材が綺麗に並んでいます。
太い梁、白壁。長い箒がかかっているのが味わい深いです。
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窓からの光が差し込んで、清々しい空気が流れていました。
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天井にツバメの巣があったり。牧歌的な雰囲気の作業場です。
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二階の蚕棚の壁、うまく撮れませんでしたが、黒い壁に藁の混じった味わい深いものでした。
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コンクリートのたたき、土壁など、ゆくゆくは内装をリフォームをして、工房の使い方も進化させたいとのこと。
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使い込まれた、レトロな手押しカンナ。
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バンドソー。将来、機械類も入れ替えていきたいとのこと。
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徐々に、日本製の大型の工具を揃えていきたいのだそうです。
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作業台の前の窓からの眺め。
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エアドライヤーや、バフも揃った塗装ブースの様子。
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表の軒下には、ホンジュラスマホガニーのログが寝かされていました。
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自然の中で、ゆっくりシーズニングされていくんですね。
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posted by Blue-G at 18:43| NISHIHARA GUITARS

2017年10月28日

工房探訪記 NISHIHARA GUITARS 西原悠紀さん その1 古民家の工房です。

西原さんの住居と工房です!!
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この日、駅まで迎えに来てくれた黒いホンダが写っています。
挨拶もそこそこ、普段の愛車は車検のため、操作が慣れていないということから会話が始まり、大笑いしました。
西原さんとは年齢も近く、かざらない人柄で、やわらかく話しやすいので、この日の取材が終わって駅で別れるまで、ノンストップで喋りっぱなしでした。

お寺の本堂のような建物がメインの工房。今は瓦屋根ですが、元は藁葺きだったそうです。
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冬になると、カマクラをつくたっりするほど、昔は雪深い地域だったそうで、屋根が急角度ですね。
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庭に勝手に生えて来た、桐の木の成長を楽しみにしているということで、
左にちらっと見えている、緑色の大きな葉っぱがたしか桐です。
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石垣と白壁の脇の小道を登ると、畑が広がっています。
名物の黒豆の季節がギリギリ終わってしまってと、申し訳なさそうな語る西原さん。
田舎暮らしの良いところは、野菜には困らないところで、ご近所さんが届けてくれるので、この日も美味しそうな玉ねぎが、玄関先のザルに丸々と並んでいました。
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ネットを張っているのは、山からイノシシが来るため。ときどき、鹿や猿も顔を出すそうで。
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畑から、くるっと振り返ると、この眺めです。
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丹波篠山(たんばささやま)という響きは、なんとなく耳に残っていましたが、
山の手前が丹波、山の向こうが篠山だと教えてくれました。
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周辺にお店が少なく、地元の人は、公民館に集まって、お酒を呑んだりするそうで。
農家が多く豊かな田舎の生活を感じました。
京都ということもあり、なんとも長い間、ずっとこういう時間が流れて来たんだろうなと感じます。
西原さんは、消防団の一員だったり、地元の生活の話は、感心することばかり。
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門をくぐると、こんな眺めも良いですね。
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中庭をはさんで、手前の建物は、もともと蚕棚があったり、作物を寝かしたり、洗ったりする作業小屋。
奥には、縁側のついた雰囲気の良い日本家屋があり、古い蔵もあります。
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蚕棚の建物。塗装ブースと、材を切り出したり加工する木工のブースになっていました。
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奥の縁側の建物。夏は蚊帳をして過ごすそうで、お客さん用の寝室、みんなで集まった時に使うそうです。
季節には蛍が出るそうなので、こんな部屋でのんびり過ごしたいものです。
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生活する空間と、仕事をする部屋を使い分けていて、それぞれのスペースが広く、のびのびとした環境で、西原さんのギターは製作されています。
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posted by Blue-G at 19:30| NISHIHARA GUITARS

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