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ブルージーコーポレーション

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2019年09月14日

下山亮平  × Water Road   

先日、WATER ROADの増田さんと、下山さんが来店になり、
下山亮平さんの演奏で、
Water Road D-ARTE 12th (2019)のデモ動画を収録しました!

pert 1 「Be Thou my Vision 」
下山さんのファーストアルバム『Invite+2』の12曲目に収録されています!!


pert 2 「 Les personnes âgées 」
下山さんは、年末に岸部眞明さんとのデュオアルバムを発表予定で、
なんと、これからレコーディングに入る新曲を披露してくれました!


収録中の様子を一枚!
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演奏のギターは、Water Road D-ARTE 12th (2019)
12フレットジョイントの、デイープアルテモデルで、
トップ材も、サイドバックも、古材が組み合わされ、倍音成分の多い、広がりのあるサウンドです。
目の前で、演奏している雰囲気で、楽しめると思います。
動画を、ぜひ、オーディのスピーカーシステムや、イヤホンで聴いてみてください!

今回、増田さんが、このギターのピックガードをクリアーから、本鼈甲にアップグレードしています。
明るい色の鼈甲は、白甲と呼ばれ、最高級の貴重な素材です。
ギターの雰囲気が変わり、とても良い顔になりました!!
ぜひ店頭で、お試しください!!



posted by Blue-G at 14:56| Watar Road Guitars

2017年05月06日

工房探訪記 WATER ROAD GUITARS 増田明夫さん その8 エキゾチックウッド編

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前回のブログでは、豊富なマホガニーの回が、とても好評でした。
今回は、さらにエキゾチックな材を見ていきます。

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サクッと取り出して見せていただいたのが、ウクレレ用のキルトのサペリ。
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硬いキルトサペリ材のサイドバックもオススメです。
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工房には、製作中の箱になったウクレレも。綺麗なキルトサペリのサイドバックです。
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トップは、カーリー杢のレッドウッド。
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伝統的な材の他にも、豊富なストックに圧倒されました。
フィギャードクラロウォルナット。色の濃さと、派手なフィギャードのコントラストが素晴らしいです。
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マダガスカルローズウッド。20年ほどストックしている古材です。ブラジリアンローズウッドの別名がリオローズで、非常に雰囲気が近くリオタイプと呼ばれる、黒い縞模様が特徴的な材です。
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ボコーテ 黄色味のあるブラウンカラーの材です。皆さんに好まれるエキゾチックな黒い縞模様が特徴的です。
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カンボジアローズウッド。赤味のある綺麗な材で、音色も透き通ったクリスタルな質感の印象があります。
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フィギャードのブビンガ。別名でアフリカ・ローズです。
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ウォーターフォールと呼ばれる、水の流れのような、ゆらゆらと走る杢目が特徴的です。
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タスマニアン・タイガーマートル
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虎の背中の模様が、こんな自然の木に出るというのは面白いですね。
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同じ柄が二つと無いという通り、コレクションの材も、それぞれみんな表情が違います。
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さらにモクモクの世界が続きます!!
オレゴンマートル
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ホワイトオーク ウイスキーの香りは、オーク材の樽から染み込みのだそうで、この材も、甘いような独特のあの香りがしました。
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キルテッドのアフリカンマホガニー。
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カーリーレッドウッド。
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フィギャードバーズアイメイプル。bird's-eyeの玉杢と、横に走るフレームと、色も白くて美しいです。
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赤いグラナディロの大きく分厚い板。
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初耳のピンクアイボリー。
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フィギャードカーリーブラックウォルナット
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流通が少なく入手困難なパナマローズウッド。密度が高く、とても硬い材です。
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指板やブリッジに使われる、真っ黒いエボニー。
増田さんのストックでは、貴重なインド産のエボニー。マダガスカル島のエボニーも豊富にあります。
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バインディングの材としても貴重なストックがありました。
上の黒いのがインド産。下のややブラウンなのがマダガスカル産です。
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サイド板の棚の様子。
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色とりどりのフィギャードの杢目がそろっています。
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綺麗なハワイアンコアの化粧板。
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材のストックの山の中に、ハワイアンコアの塊が!!
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とても立体的な杢です。この存在感!!
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これは何の木だと思いますか?
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ブルージーのお客様のオーダーで、一年後に納品されるD-arteに使われるココボロ材です。
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オーダーの際は、お客様と相談しながら、材を選んでいきますが、
増田さんからオススメのストックの写真が届くと、どれも悩ましいです。
色味も良くて、杢目もそれぞれ魅力的です。
(1)
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(2)
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(3)
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(4)
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(5)
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Special Very rare "Cloud figured"
この材は、中央にピンク色の輝きと、雲のようなフィギャードが出ていて、
僕も、お客さんも一番に気に入って、一発で(5)のココボロに決定でした。
実際、工房で現物を見ると、サイド板もふくめて、実際の木の質感が素晴らしく完成が楽しみです。

棚には、ウェンゲの塊も発見。
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ベアクロージャーマンの束も気になりましたが、ネック用の材が並んでいます。
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こちらはフィギャードのスパニッシュシダーです。
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ネックヒールまで、ぎっしり模様があります。
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演奏していても、こういうネックは気分が出るでしょうね。
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ヘッド脇まで、フィギャードがびっしりです。
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マホガニーのブロックと共に、ブラックウッドの塊。
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キルテッドメイプルの塊。これは、現在構想中のエレキギターに使われる予定とのことでした。
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エレキ用の材も容赦なく、こんなフレイムメイプルも用意されています。
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さらにバーズアイメイプルのネック材も。
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細かなフレームの走るアッシュ材。これは見たことがないです。
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フィガードのスポルテッドメイプル。これも美しいです。水墨画のような模様と、横にフレームの杢が走っています。
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シンラインのテレキャスタータイプとか、すごく良いでしょうね!!

ちなみに、増田さんお手製の道具にも、グリップの木にフレームのメイプルが使われていました(笑)
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posted by Blue-G at 14:59| Watar Road Guitars

2017年04月21日

工房探訪記 WATER ROAD GUITARS 増田明夫さん その7 マホガニー編

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増田さんは、マダガスカルローズウッドやココボロなどを、いち早く使ったルシアーで、常に新しいものを先取りしていますが、工房には、圧巻のハカランダの他に、マダガスカルローズウッド、サチャローズウッド、アフリカンブラックッドなども豊富にストックがありました。
他にも貴重なパナマローズウッド。マスターグレードのアマゾンローズウッドは15セットほどありますよと、
材料屋さんのような豊富なストックです。

しかし、今回、一番驚いたのは、マホガニーのコレクションたちです!!!!
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これは、最近完成した、シンカーマホガニーのギター。
2008年に誕生した、なで肩のスロープショルダースタイルのドレッドノートモデルです。
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「大きなボディは、やっぱりマホガニーが気持ち良いよねー」
と増田さんが語るとおり、カスタムオーダーにもオススメの美しいマホガニーのコレクションたち。

というわけで、今回は、魅惑のマホガニー特集です!!
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大量のストックの中から。次々と魅力的を見せていただきました。
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(キルトマホガニー)
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立体的な杢目が楽しいです。
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束で、キルトマホガニーがあります。
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同じ丸太から切り出されていることがわかります。
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(カーリーマホガニー)
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細かくフィギャードが入っています。
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(カーリービーズウィングマホガニー)
ダブルフィギャードの木で、カーリーの杢目と、蜂の羽ばたきのようなようなユラユラと走る杢目の二つが楽しめます。 
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(ジャガーフィギャードマホガニー) ヒョウの背中を思わせるような、特徴的な杢目が走っています。
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上のビーズウィングといい、このジャガーといい、今まで、見たことのないマホガニーです。
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(フレイムマホガニー)
オールドグロースの太く成長した古材で、密度があって固く、カキンカキンだそうです。
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ゆらゆらと、とても優雅で上品なフィギャードです。
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次から次へと、すごい材を見せてくれる増田さん。
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小口も綺麗なフィギャードが走っています。
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さらに、ネックに使われるホンジュラスマホガニーの角材もこのとおり!!!
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Pと書かれているのがプレミアムでプレーンな杢目。Fがフレイム、フィギャードの出た材とのことです。
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密度が高く、綺麗なマホですね。
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材料置き場は、水道屋さんの倉庫にあるので、水道用のパーツもゴロゴロと。
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材料置き場の一角、色々と切り出した後の端材のゾーン。
ここから、遊びに来た若手ルシアーさんたちが、色々と譲ってもらうそうです。
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「プレーンはつまらないから」と。こんな、大きなホンジュラスマホガニーの塊もいらないんだそうです(笑)
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僕らにとっては、お宝ですね。

マホガニーのドレッドノートモデル。
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アディロンダックスプルーストップ。
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キルトマホガニーのサイドバック。
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たっぷりと、ボリューム感があり、甘く太い魅力的なトーンが楽しめます。

今回の工房見学で印象的だった、
ベアクローの上品なイングルマンと
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オールドグローのフレイムマホガニー
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この組み合わせのカスタムギターを作ったら、素敵だろうなーと、空想が膨らみます〜

次回も、フィギャードの話が続きます!!



posted by Blue-G at 17:28| Watar Road Guitars

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