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Blue-G Corporation

ブルージーコーポレーション

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2017年05月06日

工房探訪記 WATER ROAD GUITARS 増田明夫さん その8 エキゾチックウッド編

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前回のブログでは、豊富なマホガニーの回が、とても好評でした。
今回は、さらにエキゾチックな材を見ていきます。

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サクッと取り出して見せていただいたのが、ウクレレ用のキルトのサペリ。
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硬いキルトサペリ材のサイドバックもオススメです。
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工房には、製作中の箱になったウクレレも。綺麗なキルトサペリのサイドバックです。
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トップは、カーリー杢のレッドウッド。
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伝統的な材の他にも、豊富なストックに圧倒されました。
フィギャードクラロウォルナット。色の濃さと、派手なフィギャードのコントラストが素晴らしいです。
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マダガスカルローズウッド。20年ほどストックしている古材です。ブラジリアンローズウッドの別名がリオローズで、非常に雰囲気が近くリオタイプと呼ばれる、黒い縞模様が特徴的な材です。
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ボコーテ 黄色味のあるブラウンカラーの材です。皆さんに好まれるエキゾチックな黒い縞模様が特徴的です。
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カンボジアローズウッド。赤味のある綺麗な材で、音色も透き通ったクリスタルな質感の印象があります。
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フィギャードのブビンガ。別名でアフリカ・ローズです。
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ウォーターフォールと呼ばれる、水の流れのような、ゆらゆらと走る杢目が特徴的です。
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タスマニアン・タイガーマートル
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虎の背中の模様が、こんな自然の木に出るというのは面白いですね。
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同じ柄が二つと無いという通り、コレクションの材も、それぞれみんな表情が違います。
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さらにモクモクの世界が続きます!!
オレゴンマートル
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ホワイトオーク ウイスキーの香りは、オーク材の樽から染み込みのだそうで、この材も、甘いような独特のあの香りがしました。
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キルテッドのアフリカンマホガニー。
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カーリーレッドウッド。
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フィギャードバーズアイメイプル。bird's-eyeの玉杢と、横に走るフレームと、色も白くて美しいです。
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赤いグラナディロの大きく分厚い板。
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初耳のピンクアイボリー。
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フィギャードカーリーブラックウォルナット
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流通が少なく入手困難なパナマローズウッド。密度が高く、とても硬い材です。
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指板やブリッジに使われる、真っ黒いエボニー。
増田さんのストックでは、貴重なインド産のエボニー。マダガスカル島のエボニーも豊富にあります。
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バインディングの材としても貴重なストックがありました。
上の黒いのがインド産。下のややブラウンなのがマダガスカル産です。
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サイド板の棚の様子。
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色とりどりのフィギャードの杢目がそろっています。
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綺麗なハワイアンコアの化粧板。
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材のストックの山の中に、ハワイアンコアの塊が!!
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とても立体的な杢です。この存在感!!
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これは何の木だと思いますか?
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ブルージーのお客様のオーダーで、一年後に納品されるD-arteに使われるココボロ材です。
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オーダーの際は、お客様と相談しながら、材を選んでいきますが、
増田さんからオススメのストックの写真が届くと、どれも悩ましいです。
色味も良くて、杢目もそれぞれ魅力的です。
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Special Very rare "Cloud figured"
この材は、中央にピンク色の輝きと、雲のようなフィギャードが出ていて、
僕も、お客さんも一番に気に入って、一発で(5)のココボロに決定でした。
実際、工房で現物を見ると、サイド板もふくめて、実際の木の質感が素晴らしく完成が楽しみです。

棚には、ウェンゲの塊も発見。
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ベアクロージャーマンの束も気になりましたが、ネック用の材が並んでいます。
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こちらはフィギャードのスパニッシュシダーです。
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ネックヒールまで、ぎっしり模様があります。
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演奏していても、こういうネックは気分が出るでしょうね。
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ヘッド脇まで、フィギャードがびっしりです。
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マホガニーのブロックと共に、ブラックウッドの塊。
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キルテッドメイプルの塊。これは、現在構想中のエレキギターに使われる予定とのことでした。
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エレキ用の材も容赦なく、こんなフレイムメイプルも用意されています。
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さらにバーズアイメイプルのネック材も。
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細かなフレームの走るアッシュ材。これは見たことがないです。
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フィガードのスポルテッドメイプル。これも美しいです。水墨画のような模様と、横にフレームの杢が走っています。
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シンラインのテレキャスタータイプとか、すごく良いでしょうね!!

ちなみに、増田さんお手製の道具にも、グリップの木にフレームのメイプルが使われていました(笑)
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posted by Blue-G at 14:59| Watar Road Guitars

2017年04月21日

工房探訪記 WATER ROAD GUITARS 増田明夫さん その7 マホガニー編

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増田さんは、マダガスカルローズウッドやココボロなどを、いち早く使ったルシアーで、常に新しいものを先取りしていますが、工房には、圧巻のハカランダの他に、マダガスカルローズウッド、サチャローズウッド、アフリカンブラックッドなども豊富にストックがありました。
他にも貴重なパナマローズウッド。マスターグレードのアマゾンローズウッドは15セットほどありますよと、
材料屋さんのような豊富なストックです。

しかし、今回、一番驚いたのは、マホガニーのコレクションたちです!!!!
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これは、最近完成した、シンカーマホガニーのギター。
2008年に誕生した、なで肩のスロープショルダースタイルのドレッドノートモデルです。
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「大きなボディは、やっぱりマホガニーが気持ち良いよねー」
と増田さんが語るとおり、カスタムオーダーにもオススメの美しいマホガニーのコレクションたち。

というわけで、今回は、魅惑のマホガニー特集です!!
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大量のストックの中から。次々と魅力的を見せていただきました。
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(キルトマホガニー)
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立体的な杢目が楽しいです。
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束で、キルトマホガニーがあります。
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同じ丸太から切り出されていることがわかります。
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(カーリーマホガニー)
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細かくフィギャードが入っています。
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(カーリービーズウィングマホガニー)
ダブルフィギャードの木で、カーリーの杢目と、蜂の羽ばたきのようなようなユラユラと走る杢目の二つが楽しめます。 
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(ジャガーフィギャードマホガニー) ヒョウの背中を思わせるような、特徴的な杢目が走っています。
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上のビーズウィングといい、このジャガーといい、今まで、見たことのないマホガニーです。
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(フレイムマホガニー)
オールドグロースの太く成長した古材で、密度があって固く、カキンカキンだそうです。
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ゆらゆらと、とても優雅で上品なフィギャードです。
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次から次へと、すごい材を見せてくれる増田さん。
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小口も綺麗なフィギャードが走っています。
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さらに、ネックに使われるホンジュラスマホガニーの角材もこのとおり!!!
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Pと書かれているのがプレミアムでプレーンな杢目。Fがフレイム、フィギャードの出た材とのことです。
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密度が高く、綺麗なマホですね。
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材料置き場は、水道屋さんの倉庫にあるので、水道用のパーツもゴロゴロと。
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材料置き場の一角、色々と切り出した後の端材のゾーン。
ここから、遊びに来た若手ルシアーさんたちが、色々と譲ってもらうそうです。
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「プレーンはつまらないから」と。こんな、大きなホンジュラスマホガニーの塊もいらないんだそうです(笑)
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僕らにとっては、お宝ですね。

マホガニーのドレッドノートモデル。
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アディロンダックスプルーストップ。
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キルトマホガニーのサイドバック。
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たっぷりと、ボリューム感があり、甘く太い魅力的なトーンが楽しめます。

今回の工房見学で印象的だった、
ベアクローの上品なイングルマンと
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オールドグローのフレイムマホガニー
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この組み合わせのカスタムギターを作ったら、素敵だろうなーと、空想が膨らみます〜

次回も、フィギャードの話が続きます!!



posted by Blue-G at 17:28| Watar Road Guitars

2017年04月07日

工房探訪記 WATER ROAD GUITARS 増田明夫さん その6  ブラジリアンローズウッド編

工房見学の夜、打ち上げに、増田さんの行きつけの居酒屋さんに行きました。
そこで、カキフライを食べたのですが、
「カキフライ、醤油で食べてごらん!!」ということで試してみると、
牡蠣の甘いのと、ころもに染み込んだ醤油が絶妙で、こざっぱり食べられるんです。
増田さん曰く「醤油で食べると、カキフライが和食になる!!」
というわけで、すっかりハマって、帰ってきてから、カキフライをよく食べるようになりました。
夕方になると奥さんと一緒にスーパーに行って、晩酌のつまみは、増田さんが作るそうです。
好物の牡蠣フライは、いちどきに20個くらい食べちゃうそうで。

東京は、桜が満開で、いよいよ貝の美味しい季節です。
牡蠣といえば、ECHIZEN GUITARの越前さんの大好物なんですが、
越前さんも読んでるかな?
今度、ぶくぶくに太った旬のアサリの酒蒸しで、呑みたいですね。ハマグリの酒蒸しもね!!

魚の王様は、大間のクロマグロですが、
今回は、ギター界の王様。ブラジリアンローズウッドのお話。

いつもカスタムオーダーの際、
増田さんオススメの材の写真をもらって、お客様に好みの杢目を選んでもらいます。
カスタムオーダーで、一番楽しい時ですね。
豊富なストックの中から、いろんなバリエーションの材を見てください。
木材フェチの皆さんには、嬉しい写真です。ぜひオーダーをする気分を体感してください!!

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ヴィンテージMARTINで使われているような色味と杢目。中央の黒いラインが良い感じです。
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縮れたウェイビーな杢目。色も黒いです。
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中央にサップ杢のアクセント。ボトムも特徴的な黒い杢目が走っています。
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黒くて素直な杢目。外側の黒く濃い部位と、中央部分のコントラストが良い感じです。
照明を浴びるとすごく良いでしょうね。
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中央のオレンジ色が鮮やかで、黒い外側とコントラストが楽しい杢目です。
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中央のオレンジと外側のダークなブラウンのコントラストに加え、フィギャードの杢が出ています。
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オレンジ色の褐色のゾーンが広く、派手な杢目ですね。

先日、海外のカスタムオーダーのお客様が選んだハカランダ。
二年後に完成予定で、Couchiモデルになります。
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15年以上、増田さんの工房にストックされていた秘蔵の材です。選んだお客様は、お目が高い!!

こちらは、2015年に完成した、カスタムオーダーのD-arte、月と狼のギターに使われた材。
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黒くて、杢目の詰まった素晴らしい材です。

完成した姿はこんな感じ。
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どうです? 赤黒くて、すごく良いでしょ?
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極薄のラッカー塗装がほどこされ、ラッカー独特の濡れたような艶が加わり、赤褐色の深い色をしています。
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工房にある、ブラジリアンローズウッド。左奥に積み上げられています。
これは、ストックの中のほんの一部(笑)。
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そういえばと、そばの棚から、ブラジリアンの化粧板です。
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指板やブリッジ用のブラジリアンもたっぷりあります。
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細かな霜降りの、フィギャード杢が走るブラジリアンの指板材。
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黒い縞模様のところは、うっすら緑に光る美しい材。
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指板と、マッチングしたブリッジ材。
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細かなフィギャードが走ります。
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触ってみると、ガラスや金属を思わせるカリンカリンな質感。本枯れの鰹節のような。

圧巻のサイドバック材たち。
MARTINの戦前の45モデルに使われていたような、魅力的な色と杢目です。
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本当に魅力的なスパイダーウェイブが走っています。
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密度が濃く、黒いラインの走り方も良いですね。
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コントラストの美しさと、赤い色合いが素晴らしいです。
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ボトムの黒いラインの入り方も色気がありますね。
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中には、こんなスパイダーウェイブの美味しい部位が、使われないゾーンに。
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こういうヒゲのような模様は、やっぱり魅力です。
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杢目の良いところに加え、フィギャードの杢が走っています。
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これは、すっきりとした柾目!!
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これから製作される、お客様のカスタムオーダーに使われることが決定していました。
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サイドの板もフィリッチマッチで、赤い色味と、黒いラインが上品に走る、素晴らしい雰囲気。
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サイド板の詰まった杢目。なんとも濃い赤褐色!!
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オレンジのゾーンが印象的な黒いブラジリアン。
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さらに、フィギャードが楽しい魅力的な材。
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それぞれ、裏板と揃いのフィリッチマッチのサイド材。
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サイド板のコレクションは、別の棚に保管されていました。
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こんな感じで、魅力的な材が次から次と。宝物を紹介してくれる増田さん!!
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これでもブラジリアンローズウッドの、本当にほんの一部。
十分に、すっかりお腹いっぱいの時間でした!!

(おまけ)
そういえば、これは増田さんがプレゼントしてくれた、ブルージーの店頭用のプレートです。
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豪華にインレイが施され。
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マザーオブパールのWATER ROADのロゴに、アバロンインレイのBlue-Gのロゴ。
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こんなに分厚いブラジリアンローズウッドで作られています。
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素敵なヘッドプレートが何枚も取れそうな、貴重なアイテム。
ブルージーにお越しの際は、ぜひご覧になってください。

次回に続きます。
posted by Blue-G at 19:34| Watar Road Guitars

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