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Blue-G Corporation

ブルージーコーポレーション

東京都千代田区神田小川町3-1須田ビル501号

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2017年01月20日

工房探訪記 小林良輔さん その4

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一階の工房を見学したあと、二階の乾燥室に向かいます。

まず、目に入ったのは、乾燥中のトップ材やサイドバック材たち。
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ヘッドプレートやロゼッタのインレイに使われる、いろいろな杢目の材料。
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ブレーシングの取り付けを待つトップ材たち。特徴的なロゼッタがもう施されていますね。
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ヘッドプレート用のブラジリアンローズウッド。ソバージュ模様の美しい杢目をしています。
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完成を待つバック材たちです。インディアンローズ。タマリンド。奥に赤いブラジリアンローズウッドです。
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赤くて、杢も詰まった素晴らしいブラジリアン。
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ブレーシングを貼り付ける台の下に、トップ材のストックが山積みです。
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完成した、ギターの塗装の乾燥をさせる台の下には、指板やブリッジに使われる、エボニーやローズウッドがストックされています。
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サイドバックに使われる、エキゾチックな材のストックたち。
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小林くんの特徴的なロゼッタのインレイに使われている、日本の銘木。魚梁瀬(やなせ)杉のブロックです。
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指板やブリッジに使われる、高級材のスネ一クウッドのブロックです。美しいうろこ状の杢が特徴的です。
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ギターになるとこんな按配です。カスタムオーダー製作した、スネークウッド指板のギターです。
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ネック用の重い塊!! 美しいフレイム杢の出たペアウッド。
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ブルージーの個人オーダーの際に、フィギャードのスパニッシュと組み合わせて使われました。
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工房見学の最後に、この膨大な材のストックを、一階の工房に移動して材料選びをしました。
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カスタムオーダーギターを製作する際、一番楽しい作業です!!
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まずは、トップ材から選んで行きました。
ジャーマンスプルースの山。シトカスプルースの山。プレーンなものからベアクロウの材と、一枚一枚、木目の美しさ、材の硬さなど小林くんのアドバイスなど参考に、ブルージーのオーダーギター用の材を選択していきます。

サーゲーの工房のプライベートストックから譲ってもらった貴重なジャーマンスプルース。
ベアクローのフィギャードの杢が全体に走っています。
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プレーンなジャーマンスプルース。白く、木目の細かな材。
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本柾目の材に見られる、クオーターフラワーと呼ばれる、横に走るモヤっとした杢目。
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この材を使うのが楽しみです。クリーミーで、素直な、美しい顔のギターになるでしょう。
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ヘビーなベアクロー杢の走る、上質なシトカスプルース。
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サイドバック材のストックも大量で、インディアンローズウッド、ジリコーテ、ココボロ、ブラジリアンローズウッドと、これも一枚一枚選んでいきます。
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真っ赤なココボロ。黒い縞模様が、エキゾチックで、素晴らしいルックスです。
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ギターになった時のイメージがわかりやすいように、ボディの型を置くと、ぐっと雰囲気が出てきます。
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美しいブラックブラジリアン!!
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柾目で、色も濃く、美しいインディアンローズウッド。
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美しいフィイギャードのマホガニー。
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キープした材は、サーゲーのベアクロージャーマン。プレーンなジャーマンスプルース。ヘビーベアクローのシトカ材。
Blue-gの文字を書き込みます。
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サイドバック材は、インディアンローズウッド。ココボロ。ブラジリアンローズウッド、フィギャードマホガニー。
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工房の見学をしながら写真を撮り、インタビュー取材、材の選択と、全てが終わった時、外はすっかり暗くなっていました。
心地よい疲れを感じ、それとお腹が空いてきました。
小林くんが、ちょうど、この工房見学の直前に、地元のラーメン屋さんに、ツキノワグマが出没したことでニュースになった云うので、その相模湖駅近くのラーメン屋さんに行き、お疲れ様の食事をしました。
ラーメンをすすりながら、ギターの話、今後の展望を語り合い、普段聞けない、それ以外のもっと柔らかい話もして、相模原を後にしました。




posted by Blue-G at 18:14| Ryosuke Kobayashi

2016年08月31日

工房探訪記 小林良輔さん その3

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作業台には、ブルージーのお客様のオーダーギターが製作中でした。
サイドバックにタマリンドを使ったOMモデルです。
秋頃の完成が楽しみです。

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小林くんが用意してくれた地元の美味しいコーヒーを飲みながら、
工房のBGMを聞いていると、柔らかいナイロン弦の音楽がかかっていて、
気になるので、アーティストを聞いてみると、
スウェーデンのペロロヴ・シンドグレンというギタリストの演奏でした。

オーディオ好きとしては、使っている機械が気になるところですが、
スピーカーは、スマートなJBLでした。
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曲がジャズに変わって、
「これは、誰のレコードですか?」と聞くと、
荻原亮&井上銘のユーチューブのライブ音源ということでした。
「誰のレコードっていう聞き方も古かったね」と笑いながら、
アナログ盤をいまだに買ってる古いタイプの人間としては、
スマホをつなげてシンプルに音楽を聴くのも良いものだなと思いました。

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現在製作中の、ニューモデル「クロスオーバー」のプロトギター!!
カッタウェイ仕様のナイロン弦モデルです。
小林くんのOMカッタウェイがこぶりなOOサイズになった感じで、
スタイルも良く楽しみなギターです。

小林くん自慢の道具たち、洋鉋と和鉋と並んでいます。
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修行時代にサーゲーの工房で、師匠の使っている古い道具に触れて、
使い心地の良さを体感し、ヴィンテージを探して揃えたそうです。

そんな中でも、このスタンレーは修行を終えた時に、サーゲーからプレゼントされた宝物。
ちなみに持ち手のところはハカランダとのことでした。
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使い込まれた風合い。なんとも味わい深いです。
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カンナの刃はMADE IN JAPAN。
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これも使い込まれた、オハイオツールカンパニー製のヴィンテージ。
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綺麗なブラジリアンローズウッドです。
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この日、小林くんが履いていた靴も、サーゲーからプレゼントされたものでした。
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誕生日など、折に触れてサーゲーは、弟子にプレゼントをくれるというのは、今回初めて知りました。
サーゲーから譲り受けたギター材もあるとのことで、
次回、
乾燥室の様子、材のストックへと進みます!!
posted by Blue-G at 19:05| Ryosuke Kobayashi

2016年07月23日

工房探訪記 小林良輔さん その2

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小林くんの工房に着くと、
山の中にある、住宅街の普通の一軒家だったので、
6畳間などを改造して、工房にしているのかなと想像しましたが、
中に入ると、意外なことに、天井が高く、とても快適なスペースが広がっていました。

工房を作った時、まず初めに暖色系の電球を配置したそうで、
小林君らしい、あたたかい温もりのある雰囲気作りを感じました。

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メインの窓から、昼の光線がたっぷりと入り、
とても明るい空間で、機械油と、木の匂いがします。

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作業台の上には、いま切り出されたばかりの新鮮な木屑がありました。
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ライニングは、ヒノキ科の材を使うので、
檜の香りが、爽やかに香ってきます。
小林君のギターでは、サイドサウンドポートがあると、演奏中に音と一緒にこの香りに包まれます。

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壁には、数々の工具が整理整頓され、並んでいます。

小物類も、綺麗に整理されています。
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ためしに、一つ開けてみると、
シリアル番号のふられた、ラベルが入っていました。
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これから、生み出される新しいギターに、貼り付けられていく新しいラベル達に、未来を感じました。

次回に続きます!!
posted by Blue-G at 18:27| Ryosuke Kobayashi

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